「おかか」です。5000回以上 夫のお弁当を作っています。
もし私が「お弁当って節約になるの?」と聞かれたら、「なりません!」と即答します。なぜなら、私の「労働力」はタダではないからです。
毎日のお弁当作りは、本当に大変。
小さなお弁当箱からは想像もできないくらいの重労働です!
作ったことのない人にはわからないと思うけど…
お弁当箱は、家事スキルの詰め合わせパックです!
とはいえ、工夫次第で低コストに抑えられるのもお弁当の魅力の一つ。
この記事では、「手作りお弁当は本当に節約になるのか?」を詳しく検証していきます。
忙しい毎日でも続けられる節約術もご紹介します。
「お弁当作り、やめたいなぁ」と思っているあなたにも役立つはずです。
お弁当は節約にならない?
平日ランチどうしてる? 「自炊派」が最多
リクルートホットペッパーグルメ外食総研調べ(首都圏、関西圏、東海圏に住む20〜69歳の男女)によると、ビジネスパーソンの平日のランチ、食べ方の1位は 4年連続で「自炊、または家族が作った食事」でした。
コロナ禍から日常が戻り、「自炊派」の人は2年連続減っている
今後もランチスタイルは変わっていきそうですね。
みんなのランチ、予算はいくら?
同じくリクルート ホットペッパーグルメ外食総研の調査では、ランチの平均予算は452円。過去最高額でした。
年代別の「平日のランチ1回あたりの平均予算」ランキングはこちら。
女性はランチ代をうまく抑えているみたいですね!
「お弁当作り」節約に効果はあるのか?
デジタルマーケティング事業を行うナイル株式会社の調査によると、
「効果があった節約術ランキング」で「昼食はお弁当にする」が9位にランクインしました。
お弁当作りは効果的な節約方法だと言えそうです。
お弁当? 外食? コンビニ? 平日ランチの予算はいくら?
同じくリクルート ホットペッパーグルメ外食総研の調査では、ランチの形態別予算は次の通りでした。
外食を続けると、節約は難しそうですね。
「お弁当作り=節約」と断言できない理由
材料費と隠れたコスト
食材費が高くなっています。
栄養バランスや彩りを考えると、あっという間に予算オーバーに。
鮮度や産地にこだわったり、添加物の有無を気にしてしまうと、さらにコストが増えてしまいます。
調味料や、仕切りに使うカップ・ラップ・アルミなどの消耗品も意外と見逃せないコストです。
手間と時間のコスト
お弁当にかかる「手間と時間」は絶対に無視できないポイントです。
なんだか一日中お弁当仕事がありますね。
お弁当を作っている方は、みなさんこんな感じなのではないでしょうか?
「手間と時間」をコストと考えると、本当に節約になるのか、
もう一度見直してみる価値があるかもしれませんね。
そうはいってもやっぱり作るか! 手作りお弁当を節約につなげるための工夫
材料費を抑える工夫
まずは、安い食材や旬の野菜を取り入て、価格をおさえます。
お弁当に使える安い価格の食材はこちら
卵
卵焼き、ゆで卵、スクランブルエッグなど、いろいろな調理法で使える万能食材です。タンパク質も豊富で栄養バランスも良いです。
もやし
価格が安く、炒め物やナムルにしても美味しいです。シャキシャキとした食感が楽しめますし、ボリュームも出ます。
鶏むね肉 •
鶏むね肉はコスパが良く、いろいろな料理に使えます。茹でたり焼いたりして、サラダチキンや照り焼きなどにするのもおすすめです。
冷凍野菜
冷凍ほうれん草、ブロッコリー、コーンなどは栄養価も高く、お弁当の彩りとしても便利です。必要な分だけ使えて無駄が少ないです。
厚揚げ
豆腐を揚げた厚揚げは、タンパク質が多く満腹感もあるため、メインやサイドとして活躍します。炒め物や煮物にすると美味しいです。
切り干し大根・ひじき
乾物は保存が効き、お湯で戻すだけで使えるため便利です。栄養豊富で食物繊維も多く、煮物やサラダにぴったりです。
ウインナー・ちくわ
手軽に使える加工食品で、炒めたり焼いたりするだけでお弁当のおかずにぴったり。ちくわは詰め物をするなどアレンジも楽しめます。
じゃがいも
価格が安く、ポテトサラダや粉ふきいも、ジャーマンポテトなど、バリエーション豊富に楽しめます。
豆苗(とうみょう)
再生栽培ができる豆苗は、炒め物やおひたしにしても美味しいです。栄養価も高く、コスパ抜群です。
お得なセール情報や、クーポンを上手に利用しましょう。
大容量商品を買うのもおすすめです。単価が安くなります。
買った食材は小分けにして冷凍すると、無駄なく使えて便利です。
そして何より大切なのは、余計なものを買わないこと!
買い物メモを作っておくと、計画的に買い物ができて安心です。
「特売品だから」と不必要なものは買わないようにしましょう。無駄になることがあります。
計画的なメニュー作りで節約お弁当を!
節約お弁当を作るためには、計画的なメニュー作りが欠かせません。
「計画」と聞くと、ちょっと難しそうに感じますが、そんなに堅苦しく考えなくても大丈夫!
おおまかなイメージで進めていければOKです。
「冷蔵庫の中のものを使い切る」「余った食材を翌日にも使う」というイメージです。
食材を無駄にすることなく、節約につながりますよ!
効率的な調理法と保存法
夕飯を取り分けたりアレンジしたりすると簡単です。多めに作って冷凍保存するのもおすすめ。
作り置きもいいですね。
料理本やSNSにはたくさんのアイディアが溢れています。
ぜひ活用して日々の工夫を楽しんでみてください。
まとめ
お弁当作りは「節約」だけを目的にすると、長続きしません。
毎日のお弁当作りは、「手作りお弁当=節約」という単純な話ではないからです。
不満を感じながらお弁当を作るとストレスが溜まって、続けることができません。
お弁当箱は小さいけれど、その完成には、買い出し 調理 片付け 在庫管理と手間のかかる作業が満載です
「手作りお弁当=節約」という思い込みを見直し、自分の価値観に合った節約方法を試してみてはいかがでしょうか。
結局は外食の方が安上がりだ! 外食を楽しもう!
コンビニが安くて便利! 新商品もたくさんあるし、スイーツも買える!
ジム通いも始めたし、手作りお弁当で健康管理しよう!
せっかくの休憩時間。既成概念にとらわれることなく、美味しく食事を楽しみましょう!