「手作りお弁当=節約」は本当か? お弁当作り歴23年の主婦が解説

手作りお弁当は本当に節約になるのかアイキャッチ

お弁当作り歴 23年のおかかです。5000回以上 夫のお弁当を作っています。

毎日のお弁当作りは、本当に大変。
とはいえ、工夫次第で低コストに抑えられるのもお弁当の魅力の一つ。

この記事では、「手作りお弁当は本当に節約になるのか?」を詳しく検証していきます。
忙しい毎日でも続けられる節約術もご紹介します。

目次

節約術ランキングで見えた「お弁当の実力」

まずは、節約術に関するアンケート結果から。

【節約に関する調査】効果があった節約術(アプリブ調べ)
調査対象:1年以内に節約をしたことがある10〜60代の男女680人【複数回答】
調査期間:2023年11月20日〜11月29日

〜〜効果があった節約術〜〜

効果があった節約術アンケート結果

食費の見直しは節約の王道。その中で「お弁当を作る」が 6位にランクインしていました!
お弁当はランキング上位ではないものの、効果的な節約方法だといえそうです。

平日ランチどうしてる? みんなの予算はいくら?

次は、平日ランチについてのアンケート調査をチェック。働いている人は、みんなどうやってお昼をすませているのでしょう?

【働く人のランチ実態調査】ホットペッパーグルメ外食総研調べ
調査対象:首都圏・関西圏・東海圏に住む20〜69歳の男女5500人
調査期間:2024年3月1日~2024年3月12日

〜〜平日ランチどうしてる?〜〜

アンケート結果(自炊が31.1%で1位)

コロナ禍でリモートワークが増えた影響か、「自炊・家族が作った食事」が 4年連続1位!
最近はリモートが減りつつあって、外食やコンビニ派も少しずつ戻ってきているみたいです。

お弁当は 3位。お弁当持参の人はそれなりにいますね。

〜〜みんなのランチ、予算はいくら?〜〜

アンケート結果(自宅での食事・弁当392円、外食1243円他)

やっぱり「自炊・お弁当」がダントツで安いですね!
社食、学食も比較的リーズナブル。

外食やコンビニだと倍以上になることも。
コンビニは余計なものをつい買いたくなってしまいますよね。安くおさえるのは意外と難しい。
アンケート調査時から、物価もどんどん上がっているので、今は全体的にもう少し高めになっているかもしれませんね。

手作りお弁当でしっかり節約するには、ちょっとした工夫が大切!

電卓とお弁当の写真

お弁当作りを始めると、「見た目をよくしよう」とか「全部手作りにしよう」など、ついつい気合が入ってしまいますよね。何も考えずにお弁当を作ると、あっという間に予算オーバーになってしまいます。

次のことを意識するだけで、ぐんと節約効果が出ますよ。

  • お手頃な食材を上手に活用して、材料費を抑える
  • 計画的なメニュー作りで、食品をムダにしない
  • 効率的な調理と保存方法で、時間も手間も賢く節約

お手頃な食材を上手に活用して、材料費を抑える

まずは、安い食材や旬の野菜を取り入て、価格をおさえます。

  • 卵・もやし・鶏胸肉・豚コマ肉・ちくわ・ジャガイモなどは、手頃な価格でボリュームを出せる食材です。
  • 冷凍ほうれん草、ブロッコリー、コーンなどは栄養価も高く、お弁当の彩りとしても便利です。必要な分だけ使えて無駄が少ないです。
  • 切り干し大根・ひじきなどの乾物は保存が効き、お湯で戻すだけで使えるため便利です。栄養豊富で食物繊維も多く、煮物やサラダにぴったりです。

お得な買い方を意識して、節約効果をアップ。

  • お得なセール情報や、クーポンを上手に利用しましょう。
  • 大容量商品を買うのもおすすめです。単価が安くなります。買った食材は小分けにして冷凍すると、無駄なく使えて便利です。

そして何より大切なのは、余計なものを買わないこと!

買い物メモを作っておくと、計画的に買い物ができて安心です。
「特売品だから」と不必要なものは買わないようにしましょう。無駄になることがあります。

計画的なメニュー作りで、食品をムダにしない

節約お弁当を作るためには、計画的なメニュー作りが欠かせません。
「計画」と聞くと、ちょっと難しそうに感じますが、そんなに堅苦しく考えなくても大丈夫!

「冷蔵庫の中のものを使い切る」「余った食材を翌日にも使う」というイメージです。
食材を無駄にすることなく、節約につながりますよ!

効率的な調理と保存方法で、時間も手間も賢く節約

夕飯を取り分けたりアレンジすると簡単です。多めに作って冷凍保存するのもおすすめ。
作り置きもいいですね。

お弁当は本当に節約になるのか? 22年作り続けて分かったこと

お弁当を作る労力はタダではない…どう考える?

疲れた主婦とお弁当の写真

ここで気になるのが、「お弁当を作る労力はどう考えるか?」ということ。

例えば…

  • 朝早く起きて作る時間
  • 材料を買い出しに行く手間
  • 片付けや準備の負担

正直、作る側にとってはかなりの労力がかかりますよね。

お弁当作りは「節約」だけを目的にすると、長続きしません。
お弁当作りに不満を感じたままだと、ストレスが溜まりがち。せっかく節約できても、苦しいだけでは満足度が低くなってしまいます。

お弁当作りの楽しさやメリットを感じながら作ることが大切です。

節約だけじゃない!手作りお弁当のメリット3選

お弁当には、節約以外にもメリットがあります!

  • 手軽に食べられるので、お昼時間を有効活用できる
  • 健康的な食生活ができる
  • 家族の笑顔が見られる

手軽に食べられるので、お昼時間を有効活用できる
お弁当の最大の魅力は、何と言っても「手軽さ」。好きな場所でサッと食べられるので、外食に行く時間や混雑を避けることができます。その分、ゆっくり休憩したり、ちょっとした用事を済ませたりできますよ。忙しい日でも、手軽にランチタイムが楽しめます!

健康的な食生活ができる
栄養バランスを自分で調整できるので、塩分やカロリーを抑えやすく、食べ過ぎ防止にも◎。外食だとつい頼みすぎたり、ボリュームが多すぎたりしますが、お弁当なら自分にぴったりな量を準備できますよ。

③家族の笑顔が見られる
毎日「おいしかったよ、ありがとう」と言ってもらえるのは、お弁当作りの嬉しい瞬間!家族の喜ぶ顔を見ると、手間をかけた甲斐があるなと思います。お弁当が家族の絆を深める一つの方法にもなりますよね。

私の場合のリアルな話

お弁当の写真

我が家では夫と子供たちが毎日お弁当。私は一つでも洗い物を減らしたいので、おにぎりを持って行きます。

夫の職場は田舎町。外食する場所がなく、仕方なく作り始めたお弁当です。私はだんだん作るのが楽しくなってしまって、結果 22年間もお弁当を作っています。外食に比べて節約できているのも実感しています。
お弁当作りを続けるコツはたったの1つ。「頑張らないこと!」です。

毎日同じメニューでもいいし、「ふりかけご飯でもいいか〜」くらいで始めてみると、意外と続くかもしれません。
長く続ければ、節約効果も感じるようになりますよ。

まとめ

お弁当の写真

お弁当は、ランチ代を節約するのにとても優秀!特に外食やコンビニに頼りがちな方には、ぜひ試してほしい方法です。

ただ、節約だけを目的にすると続けるのが大変…。だからこそ、健康面や時短など、ほかのメリットにも目を向けることが大切です。楽しみながら続けることで、結果的に節約効果もアップしていきますよ。

まずは気楽に、おにぎりから始めてみませんか?


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