地方で大学受験対策を考えるとき、選択肢に上がりやすいのが、スタディサプリと東進衛星予備校です。
どちらも映像授業ですが、実際に使ってみると、
違いは「授業の質」よりも、費用・手軽さ・管理・学習環境にありました。
おかかこんにちは、おかかです。地方の小さな町から、2人の娘を大学に送り出した母です。
我が家はスタサプと東進の両方を利用しました。
この記事では、公式ページではわからない生の声で比較します。
スタサプと東進衛星予備校の比較表
| 比較項目 | スタディサプリ | 東進衛星予備校 |
|---|---|---|
| 費用 | 安い。月額2,178円 | 高め。講座数で大きく変わる |
| 授業の受け方 | 映像授業。自宅で完結 | 映像授業+校舎サポート |
| 管理・強制力 | 基本は自分次第 | 面談や進捗確認がある |
| 学習環境 | 自分で環境を作る | 校舎・自習室が使える |
大きな違いは、
スタディサプリは「安く、手軽に使えること」、
東進衛星予備校は「校舎の環境や管理があること」です。
実際に両方使ってわかった、5つの違い
ここからは、表だけでは伝わりにくい実感を、
「スタサプ → 東進」の順に整理していきます。
1. 「授業」の自由度について
スタサプ:4万本が見放題。戻り学習も先取りも自由自在
約4万本の授業がすべて見放題。
苦手科目は中学の範囲まで戻って勉強したり、得意科目は先取り学習をしたりが自由自在です。



共通テストでしか使わない社会は、スタサプで勉強したよ。
中学範囲からしっかり復習できてすごく良かった!
スタサプだけで難関大に合格できるか…
は人によります。
受験までの計画を立てたり、進捗を細かく見てくれたりするサポートはないので
「自分で計画を立てて、必要な勉強をコツコツ続ける力」がかなり必要だと感じました。
東進:質の高い授業。ただし受講期限と取りすぎに注意
東進で授業を受けるからには、やっぱりテレビ出演しているような有名スター講師の授業を受けてみたいですよね。
実際に苦手科目の授業を受けてみると…



本当に成績が上がりました。共通テストの不安がなくなりました。
いろんな先生の授業を見てみたいものですが、
東進はお金を払った授業しか見られません。



スタサプの見放題が、むしろ例外なのかもしれませんね。
そして東進の映像授業には受講期限があります。
年度をまたいで受講を持ち越すことは原則できないので、
受講中の講座は翌年2月末までに必ず修了させる必要があります。
良かれと思って授業を取りすぎると、
「期限内に見終わらずにお金が無駄になった!」
なんてことが起こり得ます。



真面目な子は大丈夫だけど、見終わらずに慌てている友達がたくさんいたよ。



親だけ熱心だとそうなりがちって娘に言われました。だからうちは理科だけ受講にしました。
2. 「費用」と納得感について
ここで気になるのが、単に「高いか安いか」ではなく、「金額に見合う価値はあるの?」という点ですよね。
私が感じたのは次のとおりです。
スタサプ:月2,178円ぽっきりの明朗会計
これはもう、周知の事実と言っていいでしょう。
スタサプは破格の安さです。月額2,178円。
12ヶ月分を一括払いすれば、10ヶ月分の料金(21,780円)で受講できます。
家計への優しさはダントツです。
ただし、演習用の参考書や赤本は別途自分で購入する必要があるため、
目に見えない「調達コストと手間」が発生する点は注意が必要です。
教育費が21,780円で済むわけではありません。
(東進に通っても参考書などは結局買うのですが…)
東進:固定費あり。授業の取り方次第で年間100万超も
東進は、スタサプと比べると、かなり高額です。
通期講座は1講座あたり85,800円。
入学金・担任指導費・模試費などもかかり、講座数によっては年間100万円を超えることもあります。
注目したいのは、担任指導費です。
高校3年生は77,000円(年間)と高額です。
わざわざ別名目で計上しているのだから、
期待しているような対応をしてもらえない場合は、割高に感じるかもしれません。
校舎や担任の先生によって対応にはかなりバラつきがあります。
入塾前に校舎の雰囲気や評判をしっかり情報収集しておくのが、後悔しないコツです。
3. 「手軽さ」と手続きの負担について
スタサプ:ログインすればすぐ視聴可能
アプリでログインすればすぐに授業を視聴でき、テキストもその場で印刷できます。
入会手続きもオンライン完結で、とても簡単です。
東進:通学や受講申請など、始めるまでにひと手間あり
入塾手続きはオンラインとはいかず、対面での説明や提案があります。
高額な契約なので当たり前ですが、少し面倒に感じました。
また、授業は毎回「申請」してから見る形式です。
申請時間ぴったりに見られなくても大丈夫ですが、
その日に見られないと再申請が必要になります。



慣れちゃえば特別大変じゃないけど、ちょっと面倒くさいかも。
勉強開始までのアクセスは短い方がいいし、脳は余計なことに使わない方がいいのに……
と思いながら私は娘の様子を見ていました。
4. 学習環境(自習室の有無)について
スタサプ:自習室はなし。
オンラインサービスのため、自習室はありません。
学校や市の図書館を使うのも手ですが、部活の音が気になったり、利用者の年齢層が幅広かったりして、
地方で「お気に入りの集中できる場所」を見つけるには、少し時間がかかるかもしれません。
東進:ブース型の自習室が完備!
東進の校舎にはブース型の自習室が完備されていて、自習がしやすい環境が整っています。
中には、自習室を利用するためにあえて1講座だけ受講するという生徒もいるほど、学習環境としての評価が高いです。
娘も毎日のように自習室を使っていました。



自習室でずっと寝ている子もいたよ。



どんなに環境が良くても、やっぱり最後は本人のやる気次第ですね。
5. 「サポート体制」と「強制力」について
スタサプ:強制力なし。自己管理が必要
「人の目」や「時間・場所の縛り」がないので、
やる気が出ない時は、いくらでもサボれてしまいます。
「いつ・何を・どれだけやるか」は基本的には自分次第。
スタサプだけで進めるなら、自己管理はかなり大事だと感じました。
東進:面談や校舎の空気が、ほどよい強制力に
東進は面談や進捗確認があり、人の目があることが強制力になります。
娘が通っていた校舎では、テスト結果が張り出され、自分の立ち位置がよく見えたことも、
競争好きで負けず嫌いな娘にはかなり励みになりました。
ただ、大学生の指導助手と生徒数名で行う「グループミーティング」は、「負担だ」「時間がもったいない」と感じる子もいるようです。



私は一分一秒でも自分の勉強時間に当てたかったから、正直、負担でした。
とはいえ、スタッフに顔と名前を覚えてもらい、
応援してもらえる「人の温かさ」があったことは、間違いなく大きなメリットでした。
何度も言いますが、学習環境や対応は校舎によってかなり違うので、事前の情報収集は必須です。
「スタサプはサボる、東進は高い」と悩む人への第3の選択肢
ここまで読んで、
「スタサプは安くていいけど、自己管理が不安」
「東進の環境は魅力だけど、費用が高い」
と感じた方もいるかもしれません。
その中間として、「学習管理型(コーチング)の塾」を検討する方法もあります。
授業はスタサプのまま、学習計画や進捗チェックを塾に任せれば、
費用を抑えながら、学習サポートをプラスできます。
なかでもスタサプと相性が良く、予算を立てやすいのが、「現論会」です。


スタサプ利用者が現論会を検討しやすい理由
- スタサプ現代文講師の柳生好之先生が代表を務める塾
- カリキュラムは関正生先生ら、スタサプ人気講師陣が監修
- 塾料金にスタサプ見放題が含まれる
- 志望大学・受験日から逆算して、1日単位の学習計画を立ててくれる
- 週1回の面談で進捗を管理してくれる
料金はコースにより月5〜7万円ほどで、スタサプ単体と比べれば安くはありません。
ただし、月額制で全科目対応、季節講習費のような追加料金がない点は、
教育費の見通しを立てやすい安心ポイントです。
勧められるまま授業を取って予算オーバー、ということがありません。
オンライン校もあるので、地方に住んでいてもサポートしてもらえます。



塾には合う合わないがありますから、いろいろ比較してから決めてくださいね。
現論会では無料受験相談も行っています。
親だけの相談も受け付けていて、学習計画の相談もできますよ。
まとめ:地方の受験は「授業」だけでなく、続けられる仕組みで選ぶ
スタディサプリと東進衛星予備校は、どちらも映像授業の質は高いです。
実際に両方使ってみると、違いは授業そのものよりも、費用・手軽さ・管理・学習環境にあると感じました。
最後に、選び方の基準を整理します。
スタサプが向いている人
- コストを最小限に抑えて、必要な授業だけを賢く利用したい
- 誰かに管理されるよりも、自分のペースで進める方が集中できる
東進が向いている人
- 費用は「合格のための投資」と割り切り、プロに環境をすべて用意してもらいたい
- 「ライバルの姿」や「適度な強制力」がある方が、ガッツを出してがんばれる
「スタサプはサボる、東進は高い」と悩む人は、現論会などの学習管理型(コーチング)の塾も選択肢の一つです。
地方の受験では、近くに選べる塾が少ないからこそ、家庭の予算・子どもの性格・自己管理の得意不得意を見ながら、無理なく続けられる方法を選ぶことが大切だと思います。



高い授業料を払ってから「合わなかった」と後悔しないために、
無料体験や無料相談を利用して、納得して塾を決めてくださいね。










