地方から東大を目指すとき、頼りになるのが東進の「東大特進コース」です。
でもこのコース、東進衛星予備校に通っていても、自分で申し込みをしないと始められません。
この記事では、東大特進コースを地方から利用した我が家の経験をもとに、申し込み方法・特待制度・オンライン受講のメリットとデメリットを、まとめてお伝えします。
おかか元東進生の母です。娘が高3のとき、東大特進コースを特待で利用しました。
結論|東大特進コースは地方からでも受講できる
先に結論です。
東大特進コースは、地方在住でもオンラインで受講できます。
東大特進コースの授業は、対面とオンラインの2種類です。
対面授業の会場は、御茶ノ水・渋谷・新宿・大阪・名古屋などを中心とした都市部。
近くに会場がなければ、通うのは難しいですよね。



本当は会場で受講したかったけど、オンラインもかなり良かったよ。
オンライン授業は、対面授業の様子がそのまま配信されるわけではありません。
専用スタジオで、書画カメラや電子黒板を使って映像授業用に収録されていて、同じトップ講師の授業を、見やすい形で受けられます。
普段はオンライン受講をしていても、会場授業に参加することもできます。
ですが、移動時間がもったいないので、うちの娘は、一度も会場に行かず、オンラインだけで受講を終えました。
東大特進の申し込みルートは、東進の校舎とは別
東進衛星予備校に通っていても、東大特進コースは別扱いです。
同じ東進でも運営が分かれていて、すでに東進に通っている人も、東大特進コースには別途申し込みが必要です。
校舎から推薦されたり、自動で登録されたりはしません。
我が家も、自分で調べて、自分で申し込みました。
通っていた東進校舎は、最後までノータッチでした。
実は、東進の模試を受けていたので、案内のDMは届いていて、東大特進コースの存在は知っていたんです。
でも「誰でも受講できるもの」だと思わず、ピンとこないまま、申し込みが遅れてしまいました。



もっと早く知っていたら、もっと早く始めたかった😭


東大特進コースだけの入会もOK|利用条件と申し込み資格
東大特進コースの対象は、東大志望の高1〜高3生です。
東進生でなくても申し込めますし、特待制度も利用できます。入会テストはありません。
ただし、申込書には、同意すべき条件がいくつかあります。
要点だけ挙げると——
- 東大が第一志望であること
- 合格実績の掲載などに同意すること
- 指定の模試(東大本番レベル模試など)を受験し、成績を提出すること
- 他予備校の模試成績・答案再現など、必要書類を期限内に提出すること
申し込み時には、本人と保護者の記名・捺印が必要です。



入り口は広いけれど、東大を本気で目指す子のためのコースですね。
※制度や条件は変わることがあるので、最新は資料で確認してください。
東大特進の特待制度は、思ったよりハードルが低い
東大特進コースの特待生だなんて、どうせ、超トップ層ばかりでしょ?
と思うかもしれませんが、特待は、意外と狙えます。
うちの娘は、東大入試同日体験受験のA判定で「5科目適用」の特待生になりました。



めっちゃ高得点というわけでもなかったけど、特待生になれたよ。


特待の認定に使える成績は、次のようなものです。
- 東進の東大本番レベル模試
- 東進の共通テスト型模試
- 東大入試同日体験受験
- 他予備校の模試
- 高校の成績(使える場合も)
最新の要項で確認するか、迷ったら事務局に相談してみてください。
- 判定の合算はできませんが、有効期間内で、いちばん良い成績表を1つ出せばOKです。
- 学年が上がるときは、新しい成績表の提出が必要。
- 判定が上がれば追加申請できます(さかのぼっての適用はなし)。
逆に判定が下がっても、認定が取り消されることはありません。
特待を狙うなら、模試の志望校は必ず「東大」に!
東大判定が載っていないと、特待の認定に使えません。どんなに高得点を取っても、偏差値が高くても、特待の対象になりません。


特待のカウント方法は、学年で変わります。
高1・高2は講座数、高3では科目数です。
科目の数え方は、①英語 ②数学 ③国語(現古漢)④地歴・理科。
4科目特待以上なら、東大二次試験に必要な全科目を特待受講料で受けられます。
ちょっとわかりにくいですが、
たとえば国語1科目なら、「東大現代文」「東大古文」「東大漢文」がぜんぶ対象です。
だから2科目特待だったとしても、かなりの講座数が特待価格で受講できます。
取れるなら、申請しない手はありません。





特待受講料はかかりますが、要するにテキスト代ですね。
我が家の「家計簿控」によると、講座のテキスト代は、総額31,480円でした。
初めての人は入学金や模試費もかかりますが、うちは既に東進生だったので、そこはナシ。
特待でも無料ではありませんが、東大二次対策をこの値段で、と考えれば、正直かなり安いです。
※制度や条件は変わることがあるので、最新は資料で確認してください。
オンライン受講のメリット・デメリット
オンラインで受けてみた、正直な感想です。良かった点も、惜しかった点も、両方あります。
良かったこと
- 地方にいながら、好きな時間にトップ講師の授業を受けられる
- 自分のペースで、何度でも繰り返し受講できる



内容がかなり難しいから、繰り返し見られてよかった。対面授業だったらついていけなかったと思う。
惜しかったこと
- 対面の会場だと、授業後に有名な先生へ直接質問できるのがモチベーションになるらしいが、それができない
- 東大を目指す志の高い友達に出会えない
- 東大生スタッフに直接質問できない



地方はできないことも多いから、すごく残念。
使って分かった、細かいけど大事なこと(添削・電話・教材)
ここからは、使ってみて初めて分かったことを、まとめてお伝えします。
添削
添削付きの講座は、オンライン受講でも、添削してもらえます。
返信用封筒がテキストに同封されているので、答案を郵送すると、
添削済みの答案がレターパックで返送されます。
ただし、返却後の添削について質問したり、何往復もやり取りしたりすることは基本できません。



対面受講の人は、校舎にいる東大生に質問できるからいいよね。
サポート
受講中、担当の現役東大生スタッフから、電話がかかってきました。
11月と2月の2回。連絡先を保護者の携帯番号にしてあったので、私が取り次ぎました。
大人の営業電話よりずっと誠実で丁寧な対応で、とても感じが良かったです。
その後は本人とも直接話し、励ましてもらったり、相談にのってもらったりしていました。
受験へのモチベーションアップにつながったようです。
アプリ



リスニングアプリが神!
娘が絶賛していたのが、東進のリスニングアプリです。
さまざまな国の話者による英語や雑音入りの音声で、本番に近いリスニング練習ができたのが良かったとのこと。
東大受験に必要なものはなんでもそろっているかんじですね。
支払い
支払いは、教材が届くタイミングでの代金引換です。
受講料や入学金も、教材と一緒にまとめて請求されます。



今どき現金だなんて、ちょっとびっくりですよね!
まとまった現金を用意しておくと、受け取りもスムーズです。
配達前には配達員さんから、在宅確認の電話がありましたが、
留守がちなので教材の受け取りと支払いには苦労しました。
東大特進の申し込み手順・お金・必要書類
手順はシンプルです。
本人と保護者の記名・捺印
顔写真・高校の学生証コピー(東進生東進の学生証のコピーも)を用意
特待を申請するなら、成績表のコピーも添付
提出方法は4通り(①返信用封筒で郵送 ②FAX ③PDFをメール ④校舎に持参)
ネットのフォームや電話では受け付けていません
代引き(現金)
受講料や入学金がまとめて請求されるので、まとまった額の準備を
※入学金と模試受講料は特待生でも必要。ただし、東進在籍生は免除
まとめ|「知っているかどうか」で差がつく制度
- 東大特進は、東大志望なら誰でも申し込める(入会テストなし)
- 東進の校舎に通っていても、自分で申し込みをする必要がある
- 特待は意外と狙える
- 高3ならほぼオンラインで完結。地方からでも使える
我が家は、案内のDMを見ても、「うちには関係ない」と思って時間を無駄にしてしまいました。
ですから、東大を目指しているなら、まずは資料請求だけでもしてみてください。
そして、模試の成績表は捨てずに残しておくこと。
判定が、そのまま特待につながることがあります。



「もっと早く知りたかった」というご家庭が一つでも減れば嬉しいです。










